この4月に会長に就任しまだ1ヶ月足らずではありますが、まさしく「任重くして、道遠し」の状態です。遠い道のりを一歩一歩着実に歩んで目的地に到着するために、以下に述べる基本方針を全うしたいと考えています。
現在の医療・介護を取り巻く困難な状況下にあって、理事会として如何に対応するかが第一の課題と考えています。そのためには理事会運営を整然と行わなければ、納得の出来る理事会決定はなし得ません。是々非々の理事会決定の積み重ねが更に信頼される執行部の具現に繋がるのではないでしょうか。
孔子の言葉に「学んで思はざれば、則ち罔し(くらし)。思いて学ばざれば、則ち殆うし(あやうし)」とあります。“情報・知識を得ても思考しなければ、どのように活用していいか分からず、情報・知識が活かされない。逆に思考するばかりで、知識や情報がなければ独善的になってしまう”という意味です。(講談社学術文庫・論語・全訳註加地伸行より引用、以下同様)整合性のある理事会決定を執行するためには十分な知識と情報が不可欠です。そのためには各理事のご努力が必要となります。幸いにも原徹・武内重樹両副会長以下、精鋭理事8名が揃いました。各理事が遺憾無くその実力を発揮し、理事会運営に寄与されることを期待しています。
執行部を構成する11名の「和」・チームワークも大切なことです。「和をもって貴しと為すーワヲモッテタットシトナス」です。ここでいう「和」とは本来は「なごやか」の意ですが、ややもすると馴れ合いに陥る危険も孕んでいます。「和」のなかにも折り目正しさを忘れずによく調和させていければと願っています。
更に忘れてはならないことは安房医師会の歴史です。理事会決定には現状の把握・分析だけではなく、そこに「歴史の流れ」を加え吟味しなければならないと考えています。即ち「温故知新―フルキヲアタタメテ、アタラシキヲシル」です。なにぶんにも私以下、理事会の構成メンバーは若輩であります。先人の残した足跡、医師会病院・看護学校の成り立ち等、ご教授いただくことが多々あろうかと思います。顧問に委嘱いたしました先生方をはじめ、多くの会員諸先生のご指導、ご鞭撻を仰ぐ次第です。
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